Celebrating Bird: Triumph of Charlie Parker [DVD] [Import]

???この1987年の映画は、名サキソフォニストにしてビ・バップの旗手、チャーリー・パーカーに関する初の本格的ドキュメンタリー。大胆かつ独創的なスタイルとヒップなカリスマによって伝説の人となったパーカーだが、34歳で早すぎる死を迎えた。その巨大で破滅的な貪欲さと非業の死は、パーカーをジャズ・ライフに付きまとう絶望的ロマンティシズムの象徴に祭り上げ、バップ時代の最高のプレイヤーとして神格化してきたのである。本作は、パーカーの人生がヘロインにまみれていた事実を無視するものではないが、それよりも彼の創造の源泉を探ることに重点を置いた内容。フィルム・クリップ、スチール写真、家族や音楽仲間やライターとのインタビューを通して、パーカーの足跡をたどっていく。故郷のカンザス州カンザス・シティに始まり、ジェイ・マクシャンとベニー・モートンというバンド・リーダーたちの下での修行時代を経て、ニューヨークへ。この街で、パーカーは(かつてパートナーだったディジー・ガレスピーらと共に)ビ・バップ創生に関わることになる。ビ・バップとは、スウィングのリズムとポップなメロディーを小編成で繰り出すスタイルで、猛烈なテンポ、独創的なハーモニー、長いインプロヴィゼーションが特徴。これによってスウィングの全盛期は去り、メインストリームのリスナーには取っ付きにくい“ミュージシャンズ・ミュージック”が主流となったのだ。
???この『Celebrating Bird』は、パーカーの代表的なパフォーマンスを満載しつつ、ジャズ・ドキュメンタリー史上もっとも文学的な味わいを持つ作品のひとつに仕上がっている。これは、脚本と共同監督を担当したゲイリー・ギディンス(アメリカ屈指の考察力を見せるジャズ・ライター)、および『The Story of Jazz』を始めとした「Masters of American Music」のプロデューサーでもあるトビー・バイロンの功績だろう。興味深い内容のインタビューには、マクシャン、ガレスピー、ドラマーのロイ・ヘインズ、ベテラン・ジャズ・ライターのレナード・フェザー、最初の妻レベッカ・パーカー・デイヴィス、最後の伴侶チャン・パーカーが登場。音楽的分析と人間的洞察がバランスよく配置されている。“バード”ことパーカーのファンにとっては、宝物と言えそうな1作。新参者のリスナーにとっては、スウィングからバップへという音楽史上の決定的移行を確認できる物語となるだろう。(Sam Sutherland, Amazon.com)
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俳優:Gary Giddins Dizzy Gillespie Gjon Mili Count Basie Lester Young
製作:Geneon [Pioneer]


グループ:DVD
ランキング:92480
価格:¥ 2,014
発売日:1999-01-19
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